コロナによる外出自粛でDVが増加!ストレス・不安への対策を解説

 

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ついに4月7日に「緊急事態宣言」が発令されました。

対象は東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・福岡の7都府県で、期間は5月6日までのおよそ1か月間です。

 

この7都府県に限らず、多くの方が不要不急の外出を控えていますし、テレワークが可能な会社はそちらにシフトしています。

家で多くの時間を過ごすようになったことで、家庭内暴力(DV)が増加してきています。

外出が禁止されているフランスでは、1週間でDVの件数が3割以上増えています。

 

DVが急増しているのを受け、国連のアントニオ・グテーレス事務総長は4月5日に新型コロナウイルスのパンデミック対策の一環に「女性の保護」を盛り込むようにと、世界各国の政府に強く求めました。

グテーレス事務総長は「暴力は戦場に限ったものではない」と強調した上で、

多くの女性や少女たちにとって、最も安心であるべき場所に最大の脅威が迫っている。自宅の中でだ。

と述べました。

 

この記事では、DVが起こる原因について説明し、具体的にDVを減らすにはどうすれば良いのかについて解説していきたいと思います。

 

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1.コロナによる外出自粛でDVが増加!DVが増えた原因とは?

1-1.家に閉じ込められるストレス

1-2.「ウイルス」という見えない脅威に対する不安

1-3.先行きの見えない不安

2.ストレス解消方法

2-1.「カタルシス効果」でストレス解消しよう!

2-2.「オンライン飲み会」でストレス発散

2-3.「慈悲の瞑想」を試してみよう!

3.見えない脅威に対する不安対策

3-1.できることをやって不安軽減

3-2.デマに惑わされない「批判的思考」を身に付けよう!

4.金銭面の不安対策

4-1.要らないものはメルカリで売ろう!

4-2.個人的にはブログがオススメ!

5.まとめ

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コロナによる外出自粛でDV増加!DVが増えた原因とは?

家庭内暴力(DV)の主な原因は3つあります。

1.ジェンダーステレオタイプ

「男はこう!女はこうあるべきだ!」という性別に関する固定観念

2.人格障害によるもの

気分のムラが激しく不安定な境界性人格障害や「自分は特別な存在だ」と考える自己愛性人格障害

3.社会のシステム的な問題

まだ男性が仕事で女性は家事という考えが残っているので、女性が男性に従うという立場に置かれやすい。

 

ただ、外出自粛やテレワークによって急増したことを考えると、

  1. 家に閉じ込められるストレス
  2. 「ウイルス」という見えない脅威に対する不安
  3. 金銭的な不安

が挙げられます。

 

家に閉じ込められるストレス

アウトドア派の人にとっては、外出を自粛せざるを得ない状況はかなりストレスフルでしょう。

また、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、さまざまなイベント、ライブなどが中止となったため、それを楽しみにしていた人はとてもショックだったでしょう。

 

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unsplash-tyler.lastovich

 

「ウイルス」という見えない脅威に対する不安

ウイルスは肉眼では見えません。

そんな目で見えない脅威が爆発的に周りで広がっていき、いつ自分がかかるか、そして、大切な人に移してしまうのではないか、という不安は計り知れません。

 

そんな不安に駆られて暴力に走ってしまう、ということがあり得ます。

 

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金銭的な不安

普段は多くの人で賑わっていた繁華街は、人通りがまばらで、飲食店・カラオケなどは閑古鳥が鳴いているような状態です。

飲食店、観光業、イベント関係などに従事している人は休みを取らされたりして、収入がかなり減ってしまったと思います。

 

貯金がけっこうある人はまだマシだと思いますが、貯金があまりない人にとっては

 

これからどうなってしまうんだ...

 

という、とてつもなく大きい不安が襲っていることでしょう。

 

そんなストレスや不安をどう対処すればいいのか、解説していきます。

 

ストレス解消方法

人はストレスを感じると、普段は絶対しないような愚かで浅はかなことでもやってしまいます。

それはストレスホルモンが過度に分泌されると、思考力・判断能力が低下してしまうからです。

 

そうならないためにも、これからご紹介するストレス対策で普段の自分を保ちましょう!

 

「カタルシス効果」でストレス解消しよう!

カタルシス効果とは、「心の中のわだかまりやモヤモヤが解消されて、スッキリした気分になること」です。

もともと「カタルシス」はギリシャ語で「排泄」「浄化」という意味ですが、現在では「心の浄化」という意味で用いられます。

 

感動する映画や本、心理カウンセリングを受けるとその効果が得られます。

映画や本を見ると、見ている人は登場人物に自分を投影します。

そして、その物語の登場人物たちは自分に代わって、自分の気持ちを代弁してくれたりすることで、言葉ではうまく言えないモヤモヤが解消されたようなスッキリした感覚を味わうことが出来るのです。

 

心理カウンセリングでは、カウンセラーに周りの人には言えないようなことを打ち明けたり、カウンセラーが自分の気持ちを代弁してくれたりして、カタルシス効果が得られます。

 

では、ここでカタルシス効果が得られる映画と本を2つずつご紹介したいと思います!

 

1.映画『君の膵臓を食べたい』

最初にこのタイトルを聞くとギョッとしますが、そのタイトルとは裏腹に甘酸っぱくも切ない物語です。

僕は最初、本を読んで涙腺が崩壊しました。

そして、映画を観て浜辺美波さんのファンになりました。笑

アマゾンプライムビデオで見られるので、ぜひ観てみてください。

あなたの涙腺も崩壊してしまうことでしょう。

アマゾンプライムビデオに登録はこちらから

 

2.映画『君に読む物語』

あの人気俳優ライアン・ゴズリングとレイチェル・マクアダムスが送る感動のラブストーリー。

認知症を患ってしまい、過去を思い出せないでいる恋人にノートを読み聞かせるという物語です。

涙なしでは観られません。

『君に読む物語』は調べたところ、アマゾンプライムビデオでは観られなくて、U-NEXTで見られます。

U-NEXT公式サイトはこちら

 

1.本『横道世之介』


「本を読んで泣く」という経験は、この本を読むまで僕にとってはあまりない経験でした。

ストーリーは大学生の日常を描写したシーンが多く、心がほんわかするんですが、最後は涙します。

「世之介みたいな人が周りにいたら幸せだろうな」と思わせる作品です。

 

2.本『永遠の0』

神風特攻隊。

それは自分の命を投げ捨てて、お国に貢献する人々。

お国のためなら命を捨てて当たり前、という環境の中で命を重視した宮部久蔵。

彼の妻や我が子に対する愛の深さを知ったとき、あなたは涙することでしょう。

 

「オンライン飲み会」でストレス発散

今、「オンライン飲み会」がブームになっています。

オンライン飲み会とは、自宅でスマホ・タブレット・PCでビデオ通話をしながら、友人とお酒を飲むという画面越しの飲み会です。

ビデオ通話のツールはLINE、ZOOM、Skype、Wherebyなどを使います。

 

オンライン飲み会のメリット
  1. 自宅に居ながらできる気軽さ
  2. お洒落をしなくて良い
  3. 疲れたらすぐにフェードアウトして眠れる
  4. 終電などの縛りがない
  5. 誰とも接触しない
  6. 居酒屋での飲み会よりもお金がかからない
  7. 普段会えない遠くにいる友人とも飲める

 

居酒屋などで飲み会を開くのは得策ではありません。

飲み会好きの人にとってはこの状況は辛いでしょう。

 

そこで、オンライン飲み会を試してみてはいかがでしょうか?

溜まりに溜まっている鬱憤を吐き出しましょう!

 

「慈悲の瞑想」を試してみよう!

「慈悲の瞑想」は原始仏教の世界などで使われる瞑想法の一つです。

ここ数年、慈悲の瞑想に関する多数の研究でメンタルに大きな効果があることが分かってきました。

 

アメリカのノースカロライナ大学による実験では、「慈悲の瞑想」を49日間続けた被験者は、ポジティブな感情が大幅に増加し、気分が落ち込む回数も少なくなりました。

また、別の実験では、「慈悲の瞑想」で頭痛が減ったり、脳のサイズが大きくなったなどの事例が報告されています。

 

瞑想が脳に良い影響を与えた結果、ストレスに強いメンタルに生まれ変わるようです。

 

それでは早速、慈悲の瞑想のやり方をご説明します。

慈悲の瞑想では、静かな部屋でリラックスして座り、次のフレーズを頭の中で繰り返します。

 

私が幸せでありますように

私の悩み苦しみがなくなりますように

私の願いごとが叶えられますように

私が「あるがまま」に物事を見られますように

 

私の親しい人々が幸せでありますように

私の親しい人々の悩み苦しみがなくなりますように

私の親しい人々の願いごとが叶えられますように

私の親しい人々も「あるがまま」に物事を見られますように

 

生きとし生けるものが幸せでありますように

生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように

生きとし生けるものの願いごとが叶えられますように

生きとし生けるものも「あるがまま」に物事を見られますように

 

私の嫌いな人々も幸せでありますように

私の嫌いな人々の悩み苦しみがなくなりますように

私の嫌いな人々の願いごとが叶えられますように

私の嫌いな人々も「あるがまま」に物事を見られますように

 

私を嫌っている人々も幸せでありますように

私を嫌っている人々の悩み苦しみがなくなりますように

私を嫌っている人々の願いごとが叶えられますように

私を嫌っている人々も「あるがまま」に物事を見られますように

一日10~15分間くらい、このフレーズを何度も何度も、頭の中で繰り返します。

 

瞑想は継続が大切です!

「10分間も時間とれない!」という人は短くても良いので、毎日継続して行いましょう!

 

参考文献

見えない脅威に対する不安

当然ですが、ウイルスは肉眼では見えません。

そんな見えない敵が知らぬ間に蔓延していき、いつ自分が罹るか分からない状況は恐怖以外の何ものでもないですよね。

DVもモラルハラスメントも、精神的に弱っている人が他人を力でコントロールすることで、不安から逃れようとするというのはよくあることです。

 

そこで、ここでは「見えない脅威に対する不安」を軽減する方法をご紹介します。

 

できることをやって不安軽減

まだ分からないことが多い新型コロナウイルスですが、効果があると分かっていることをコツコツやっていきましょう!

 

具体的には、外出から戻ったら、手洗い・うがいをする。

 

  • 換気の悪い「密閉空間」
  • 多数の人が集まる「密集場所」
  • 間近で会話や発声をする「密接場面」

の「三密」を避ける。

 

これらのことを欠かさず行っていても、罹るときはかかってしまいます。

しかし、きちんと実行することで「自分はやることはやってる!」という自信になるので、不安は多少軽減されます。

 

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デマに惑わされない「批判的思考」を身に付けよう!

コロナに関するデマがかなり出回っています。

トイレットペーパーの在庫はマスクと違って十分にあるのに、「トイレットペーパーなくなるらしい!」というデマによって、混乱が生じましたよね?

 

なぜこのようなデマに騙されてしまうのか。

理由は2つです。

  1. 知識が足りないこと
  2. 思考していないこと

 

もし、多くの人が「マスクは中国からの輸入に頼っているけど、トイレットペーパーは98%も国内で生産している」ということを知っていれば、混乱は起こらなかったでしょう。

 

現在はインターネット、SNSの普及によって誰もが情報を発信できる時代です。

つまり、自分の利益のためだけに適当な情報を流せてしまうのです。

情報を受け取る側として大切なことは、「情報の発信源」「情報の信憑性」などを考慮することです。

 

「批判的思考(クリティカル・シンキング)」の源は「正しい知識」と「思考力」です。

 

デマに惑わされないためには、何でも鵜吞みにせずに、

批判的思考
この情報は正しいのかな?ちょっと調べてみよう!

と疑ってみましょう!

 

金銭面の不安対策

新型コロナウイルスの影響で、飲食店・映画館・カラオケ・観光地の宿泊施設・お土産物屋さんなどは大打撃を受けています。

売り上げはかなり減少し、失業してしまった方もいます。

客足が遠のいたことで休業になり、休みを取らされている方も多いと思います。

 

こうした状況だと、貯金があまりない人は「金銭面の不安」が大きいと思います。

そこで、多少なりとも金銭面の不安を軽減する方法をご紹介します。

 

要らないものはメルカリで売ろう!

あなたの家に、

  • 着なくなった服
  • 使わないバッグ
  • 読み終わった本
  • 子どもが成長して使わなくった子ども用品

などなど、不要になったものが必ずあるはずです。

 

それらの物はあなたにとっては不要でも、誰かは必要としている物です。

それを簡単に出品できるのが「メルカリ」です。

 

メルカリはネット上のフリーマーケットです。

現在は日本とアメリカでサービスを提供していて、ダウンロード数は1億を超えています。

ユーザー層は比較的若く、20代、30代が中心で女性が多いです。

 

物を売った売上金でメルカリ内で買い物をすることができますし、手数料はかかりますが口座に振り込むこともできます。

また、「メルペイ」で売上金を使ってコンビニなどで買い物することも出来るので、とても便利です。

 

まだ、メルカリアプリをダウンロードされていない方は下の招待コードを入力すると、500ポイント貰えます。

招待コード「UUENZK」

 

ちなみに、僕も500ポイント貰えるので、嬉しいです。笑

 

個人的にはブログがオススメ!

ブログでお金が稼げるって知ってましたか?

この記事にも、ちょいちょい広告がありましたよね?

 

ブログでお金が稼ぐ方法は大きく分けて2つあります。

  1. アドセンス
  2. アフィリエイト

です。

 

アドセンスはクリックされるだけで数円~数百円の報酬がもらえます。

一方、アフィリエイトはクリックされるだけでは報酬はもらえず、実際に購入してもらったり、登録した段階で報酬がもらえるという成果報酬型です。

 

この記事でも何冊か本を紹介しましたが、それがアフィリエイトのリンクになっていて、それらをご購入いただくと、僕に購入金額の何%か報酬が入ります。

 

サプリ・脱毛・整形などのワードで検索結果の上位に記事が表示されている人は何千万円と稼いでいます。

 

マインドパレッサー
夢がありますよね。

 

しかし、そう簡単に稼げないのがブログ。

 

僕は2019年5月5日にワードプレスでこの「Tetsuya’s mindpalece」を始めましたが、2020年4月9日時点で

  • アドセンスの累計は5500円くらい
  • アフィリエイト収益は1500円くらい

です。

 

ブログを立ちあげるときの初期費用のサーバーのレンタル代や独自ドメイン代、有料テーマの購入費などで2万円弱払ってるので、今のところ収支はマイナスです。

 

それでも、ブログはオススメできます!

 

なぜなら、ブログによって、

  1. 自分自身の力だけでお金が稼げる
  2. 学んだことをアウトプットすることで知識が定着する
  3. 文章構成などを論理的に考える力が身に付く
  4. 副収入があることで精神的に安定する

といったメリットがあるからです。

 

ブログを始めたらすぐにお金がガッポガッポという訳ではないので、金銭的に切羽詰まっている人にあまりオススメできませんが、長期的な視点から見ると良いことづくめなので、ぜひやってみて欲しいです。

 

まとめ

  • 外出自粛によるストレス
  • 「ウイルス」という見えない脅威に対する不安
  • 収入が減ってしまった金銭的な不安

 

これらの原因によって、家庭内暴力(DV)が最近、増えています。

 

この記事では、これらのストレスや不安を軽減する方法をいくつかご紹介しました。

 

これはできそうだな!

と思うものを試していただければ幸いです。

 

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