【TikTokトレンド】プロテイン×コーヒー=プローヒーのダイエット効果とは?

TikTokで話題になっているヘルスハックが、プロテインとコーヒーを混ぜ合わせた「プローヒー(proffee)」です。

 

栄養士によると、プローヒーは糖質の摂取を減らすのでダイエット効果が期待できると言います。

 

僕は少し前から“プローヒー”を生活に取り入れています。

普段からブラックコーヒーを毎日3,4杯飲んでいるのですが、プロテインを混ぜると味がマイルドになりますし、違った香りを楽しめるので個人的には気に入っていますが、万人にオススメできる訳ではありません

この記事では、プローヒーのダイエット効果やプローヒーをオススメできる人などを解説していきます。

【TikTokトレンド】プロテイン×コーヒー=プローヒーのダイエット効果とは?

プロテインとコーヒーを混ぜた“プローヒー”は決して新しいアイディアではありません。

しかし、2021年3月現在、TikTokで最新のヘルスハックとしてトレンドになっています。

ワークアウトをする人や本格的に筋肉をつけたい人以外に健康のためなどの目的でプロテインを飲む人が増えてきたことが要因としてあげられます。

 

この記事は「The “proffee”Tik Tok trend promises weight loss and fewer cravings. Here’s why we’re not adding it to our routines.」という記事を参考に書いています。

その記事を執筆した人も実際にプローヒーを飲みました。

感想は「コーヒーとプロテインを分けて飲んでも違いはないし、モーニングルーティンに加えるほどでもない」というものでした。

 

確かにプロテインとコーヒーを混ぜ合わせたところで、驚くべき化学反応が起こりダイエット効果が現れるわけではありません。

では、普通のコーヒーのどこが違うのでしょうか?

普通のコーヒーとプローヒーとの違い

Tik Tokでプローヒーに関する動画をアップしている人たちは「プローヒーにはダイエット効果がある」と言っています。

確かに普段、コーヒーに砂糖とミルクをたっぷり入れている人が、砂糖とミルクをプロテインに置き換えると炭水化物・カロリー・糖質が減るので、ダイエットには良いかもしれません。

ただ、コーヒーに加えるプロテインの種類によってはそこまで大きな違いはありません。

 

普通のコーヒーとプローヒーの一番の違いは、タンパク質の量です。

普通のコーヒーにはタンパク質が4~9gしか含まれていませんが、プローヒーには22~30gものタンパク質が含まれています。

 

さらに、プローヒーは空腹を抑えるのにも役立ちます。

また、ブラックコーヒーを飲むとついつい甘いものが欲しくなってしまいますが、プロテインを加えるとその欲望を抑えることができます。

プローヒーをオススメできる人

プローヒーをオススメできる人
Photo by Fahmi Fakhrudin on Unsplash

プロテインとコーヒーを混ぜるのとそれぞれ別々に飲むのとあまり違いはないので、普段からプロテインを飲んでいる人にはプローヒーのメリットは得られないです。

また、プローヒーはブラックコーヒーよりもカロリーが多いので、ダイエット目的でバランスのとれた食事をとり、ブラックコーヒーを飲んでいる人もメリット得られないでしょう。

 

一方で、プローヒーはこんな人にはオススメできます。

  1. 普段コーヒーにミルクと砂糖を入れている人
  2. タンパク質が不足しがちな人
  3. ファスティングをしていて空腹を抑えたい人

普段コーヒーにミルクと砂糖を入れている人

ミルクと砂糖をプロテインに置き換えると、炭水化物・カロリー・糖質を減らしタンパク質を多く摂取できるので、ダイエット効果が期待できます。

コーヒーにミルクと砂糖を入れる人は、ブラックコーヒーの苦みや酸味などが苦手だと思いますが、プロテインを入れると味がマイルドになります。

また、香りもバニラ、キャラメル、シナモンロール、チョコレートなど色々なフレーバーがあるので、美味しく飲むことができます。

タンパク質が不足しがちな人

人間の体は約10万種類のタンパク質からできています。

偏った食事でタンパク質が不足すると次のような弊害が生じます。

【タンパク質不足によってカラダに起こること】

  1. 筋肉量の減少
  2. 肌や髪のトラブル
  3. 集中力・思考力の低下

普段の生活にタンパク質を足すことで、健康なカラダを維持できます。

ファスティングをしていて空腹を抑えたい人

僕はここ2年ほど、食事する時間を8時間以内に抑え残りの16時間は食べないというプチ断食「リーンゲインズ」をしています。

慣れればそこまで大変ではないのですが、やはりお腹は空きます。

しかし、プローヒーを飲むと空腹が抑えられますし、タンパク質も補えるので助かっています。

 

ちなみに僕はプローヒーを飲むまでは「バターコーヒー」を飲んでいました。

バターコーヒーも芳醇な香りがしますし、空腹も抑えられるのでオススメです。

プロテインとコーヒーを混ぜるときの注意点

プロテインとコーヒーを混ぜるときの注意点
Photo by Nathan Dumlao on Unsplash

プロテインとコーヒーを混ぜるとき上で2つ注意点があります。

1つ目はプロテインの種類によっては熱湯を注ぐとだまになってしまう、という点です。

プロテインには、牛乳を主成分とする動物性プロテインの「ホエイプロテイン」と「カゼインプロテイン」、大豆を原料とする植物性プロテインの「ソイプロテイン」の3つの種類があります。

ホエイプロテインはホットコーヒーやホットミルクと混ぜると、だまになってしまい吸収するのに時間がかかってしまいます。

カゼインプロテインとソイプロテインは熱湯を注いでもだまにならないので、それのどちらかにするか、ホエイプロテインを混ぜる場合は少し冷ましてから混ぜましょう!

 

2つ目は消化器系のトラブルを起こす可能性がある点です。

カフェインと低糖プロテインシェイクでよく使用される人工甘味料を混ぜると、その組み合わせによって消化器系のトラブルが起こる可能性があります。

まとめ

  • 2021年3月現在Tik Tokでプロテイン×コーヒー“プローヒー(proffee)”が最新のヘルスハックとしてトレンドになっている
  • プロテインとコーヒーを分けて飲むのと、プローヒーを飲むのとでは効果はあまり変わらない
  • 普通のコーヒーとプローヒーの大きな違いはタンパク質の量
  • 「普段コーヒーにミルクと砂糖を入れている人」「タンパク質が不足しがちな人」「ファスティングをしていて空腹を抑えたい人」には、プローヒーをオススメできる
  • プロテインには「ホエイプロテイン」「ガゼインプロテイン」「ソイプロテイン」の3種類あるが、ホエイプロテインは熱湯を注ぐと固まってしまう
  • カフェインと低糖プロテインジェイクによく使用される人工甘味料を混ぜると、消化器系のトラブルを引き起こす可能性がある

僕自身、マイプロテインというところの「ホエイプロテイン チョコブラウニー味」を買ったのですが、コーヒーを注ぐとダマができてしまうという現象に悩まされています

なので、ちょっと面倒くさいですが少しずつ溶かしながらコーヒーを注いだり、少し冷ましてから入れるなど工夫しています。

 

コーヒーにチョコレートブラウニー味のプロテインを混ぜるとココアみたいな味になるので、けっこう気に入っています。

ブラックコーヒーが苦手な人でもこれなら苦みや酸味が気にならなくなるので、普通に飲めると思います。

 

プロテインはけっこう値段が高いところがネックですが、マイプロテインは割と良心的な価格毎月セールも行っているので利用しています。



【Myprotein】公式サイト

 

個人的にはプチ断食「リーンゲインズ」と組み合わせると良いと思っています。

リーンゲインズについてはこちらの記事をご覧ください。

 

生活の質(QOL)を上げるためには、食事・運動・睡眠に気を遣う必要があります。

運動の習慣がまだない人はこちらの記事を見て、運動をするモチベーションを上げてみましょう!

「適度な運動が大切」の「適度」って具体的にどのくらいなのか解説

 

【参考文献】

The “proffee”Tik Tok trend promises weight loss and fewer cravings. Here’s why we’re not adding it to our routines.

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tetsuya
北海道在住の35歳。 元ホテルマン。30歳で一念発起して、大学に入り直し、心理学を学ぶ。医療機関で実務経験を積んだのち、公認心理師を取得。月に10冊以上本を読んだり、論文を読み漁ったりして得た知識をブログでシェアします。