【衝撃】トカゲ同様ワニもしっぽを再生できたの!?

トカゲは「うわっ死ぬかも!」と危険を感じると、自分のしっぽを切り離して敵の注意をしっぽに向け、生き延びようとする特性があります。

千切れたしっぽはくっつきませんが、数か月で元通りに再生します。

元通りと言いましたが厳密にいうと、骨だった部分は軟骨になり、色も以前までとは若干違いますし、長さも短めになることが多いです。

トカゲに再生能力があることは恐らく多くの方が知っていると思いますが、実はトカゲの何倍も大きいワニにも再生能力があることが明らかになりました。

 

なお、この記事は大人気のポッドキャスト「バイリンガルニュース」で紹介されていたトピックを参考に執筆しました。

【バイリンガルニュースに関する記事はこちら】

英語学習者がハマるポッドキャスト。バイリンガルニュースが最高な理由

 

【衝撃】トカゲ同様ワニもしっぽを再生できた!?

今まで、トカゲのしっぽが切れても再生可能なことは分かっていましたが、トカゲよりも大きな両生類も再生能力があるのかは分かりませんでした。

しかし、自然科学を網羅している学術雑誌「Scientific Reports」に掲載されたアリゾナ州立大学の研究で、トカゲ同様に若いワニも切れたしっぽを再生できることが判明しました。

 

生物学者Cindy Xuらの研究チームは死んで間もない野生のアメリカアリゲーターのしっぽを入手し、MRIなどのさまざまな方法で分析しました。

再生したしっぽは骨の代わりに結合組織に覆われた軟骨があり、そこに血管と神経が絡み合う複雑な構造でした。

 

再生した部分は下の写真のように、大きな鱗までは再生できないようです。

しかし、体長4メートルもあるワニがしっぽを9インチ(22.86cm)も再生できるなんて驚きですね。

 

恐竜、ワニ、鳥の共通祖先は、およそ2億5000万年前に枝分かれしたと考えられていますが、

  • 鳥の再生能力はいつ失われたのか?
  • 恐竜にも、しっぽを再生できる種類がいたのか?

と、今回の発見によって新たな疑問が生まれました。

 

【引用文献】

ポッドキャスト「バイリンガルニュース」EP440, Topic1.「ワニ尻尾再生」

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