ダイエットに取り組んできたけれど、うまくいかなかった皆さん。
諦めずにもう一度チャレンジしませんか?
今回は、これまでのダイエットがうまくいかなかった人向けに、「時間栄養学」という考え方をわかりやすく説明していきます。
失敗つづきのダイエットを「時間栄養学」で成功させよう
これまでに「炭水化物抜きダイエット」「糖質制限」など、色んなダイエット方法を試してきたけど、上手く行かなかった…。
そんな方にこそ読んでいただきたい!
食べる時間帯を意識して、科学的に痩せる生活を送りましょう。
時間栄養学とは?
時間栄養学とは、食事のタイミングや栄養素を考慮して、健康やダイエット効果を最大化する学問です。
人間の体は、昼夜のリズム(サーカディアンリズム)に従って代謝や消化機能が変化します。
それを利用し、最適なタイミングで食事を摂取することで、健康維持やダイエット効果を高めることができます。
具体的な例としては、以下のようなポイントが挙げられます。
- 朝食はタンパク質を中心に摂取する
- 夕食は炭水化物の摂取を控えめにする
- 適度な間隔をあけて食事を摂取する(インターミテント・ファスティング)
なぜ、時間栄養学が効果的なのか?
時間栄養学が効果的な理由は、主に以下の3つです。
代謝のピークに食事を合わせることで、効率的なエネルギー消費が期待できる
朝は基礎代謝が高いため、朝食を摂取することでエネルギー消費が促されます。
一方、夜は基礎代謝が低下するため、夕食の炭水化物を控えることで脂肪の蓄積を防ぎます。
同じものを食べても夜のほうが太りやすいです。
血糖値の急激な上昇を防ぐことで脂肪の蓄積を抑える
適度な間隔をあけて食事を摂取することで、血糖値の急激な上昇を抑え、インシュリンの過剰分泌を防ぐことができます。
食事のタイミングを意識することで、無意識の間食を減らせる
食事のタイミングを決めることで、間食を減らし、全体的なカロリー摂取量を抑えることができます。
時間栄養学を取り入れたダイエットのポイント
時間栄養学を取り入れたダイエットを成功させるために、以下のポイントを実践してみましょう。
朝食はタンパク質を中心に摂取する
朝は代謝が高いため、タンパク質を摂取することでエネルギー消費が促されます。
なので、以下のようなものを朝に食べることをおすすめします。
- 目玉焼き
- ヨーグルト
- 豆腐
- 鶏肉 など
昼食はバランスの良い食事を摂取する
昼食は1日の中で最もエネルギーが必要な時間帯なので、バランスの良い食事を摂取することが重要です。
なので、ご飯・魚や肉・野菜・汁物など、栄養バランスの良いものを食べるように心がけてください。
夕食は炭水化物の摂取を控えめにする
夜は基礎代謝が低下するため、野菜中心のサラダ、豆腐、鶏肉、魚など炭水化物以外のものを食べて、脂肪の蓄積を防ぎましょう。
適度な間隔をあけて食事を摂取する(インターミテント・ファスティング)
インターミテント・ファスティングとは、決まった時間枠内で食事をし、決まった時間枠内で「断食」を行う、時間的なサイクルを重視したダイエット方法のひとつになります。
具体的には、1日に2回または3回の食事をし、食事と食事の間に最低12時間以上の空白期間を設けます。
食事と食事の間隔をあけることで、血糖値の急激な上昇を抑え、インシュリンの過剰分泌を防ぐことができます。
プチ断食(16時間ダイエット)もおすすめです。
詳しい内容はこちらの記事を御覧ください。
まとめ
時間栄養学を実践することで、代謝のピークを利用した効率的なエネルギー消費や血糖値のコントロールが期待できます。
また、食事のタイミングを意識することで、無意識の間に摂取カロリーを減らすこともできます。
ぜひ、時間栄養学を取り入れたダイエットを試してみてください。
成功の鍵は、継続的に実践することです!
自分に合った食事のタイミングやメニューを見つけ、健康的なダイエットライフを送りましょう!
【あわせて読みたい】
【参考】
農研機構「時間栄養学 (Chrono-nutrition)」
1.失敗つづきのダイエットを「時間栄養学」で成功させよう
2.時間栄養学を取り入れたダイエットのポイント
3.まとめ