【奇跡】豊胸用シリコンが命を救う!?シリコン樹脂の意外なメリット

 

カナダの大都市トロントで女性が胸を撃たれる事件が発生しました。

しかし、女性は少しの外傷と肋骨が折れていたものの、奇跡的に命に別状はありませんでした。

 

なぜ、胸を撃たれながら大事には至らなかったのかと言うと、胸に埋め込まれていた豊胸用シリコンが女性の命を救ったのです。

 

【奇跡】豊胸用シリコンが命を救う!?シリコン樹脂の意外なメリット

まるでドラマか映画のような事件がカナダのトロントで発生しました。

30代の女性が通りを歩いていたところ、左胸に痛みと熱を感じ、血が出ていることに気が付いたため、自分で病院へ向かいました。

病院の検査によって、左胸に弾痕が確認され、その後の触診で右胸に弾丸のような塊があることがわかったのです。

写真の左下に写っている白い塊が弾丸です。

少し分かりずらいですが、左胸の弾痕から右胸にかけて白い糸のような軌跡が残っていることから、「左胸の乳頭上部から入った弾丸は豊胸用シリコン樹脂によって、弾道が変わり、体内を通過して右胸で止まった」と推定されました。

 

至近距離で撃たれたのか、左胸の弾痕の周りは火傷を負っていたのと、肋骨骨折、肺挫傷してはいるものの、命に別状はありませんでした。

医師によると「もし、弾丸が真っすぐ貫通していたら、心臓や肺に致命的なダメージを負っていただろう」とのこと。

まさに、奇跡です。

 

参考

Podcast バイリンガルニュース Ep409 topic1「シリコン命拾い」

[appbox appstore 722855127]

 

元の記事

Plastic Surgery Case Studies「 Life-Saving Silicone Breast Implant After Firearm Injury」

※上記の記事には衝撃的な写真も載っているので、見る方は心して見てください。

 

女性が豊胸用シリコンで助かったのは、奇跡中の奇跡!?

アメリカでは、2016年に29万人以上の方が豊胸手術を受けていることから、数百万人の女性の胸にシリコンが埋め込まれていると考えられています。

 

豊胸用シリコンと銃撃事件に関する報告は、今回のカナダ人女性のケースを除いて4件報告されています。

そのうちの1件がカナダ人女性のように、豊胸用シリコンに命を救われたケースです。

 

アメリカでの銃撃事件の発生件数とアメリカ人女性の豊胸手術を受けた人数を考慮すると、もっと豊胸用シリコンで命を救われる人が多くても不思議じゃないんだけどな

 

マインドパレッサー
そうですよね。それだけ、カナダ人女性のケースは奇跡中の奇跡だったというわけですね

 

豊胸手術が盛んな国ランキングトップ3

日本でも豊胸手術を受ける人が増えてきているとはいえ、海外に比べると少ないです。

 

少し古いデータですが、2013年の豊胸手術が盛んな国ランキングトップ3をご紹介します。

 

第3位 メキシコ

豊胸手術の件数:57,690件

手術を受けたのは全員がメキシコ人というわけではなく、「自国で手術を受けるよりも施術費用が安い!」と他国からも豊胸手術を受けるため、メキシコに来ます。

 

ただし、メキシコで豊胸手術を受ける場合は、「言語の壁」「治安」「水質」などのリスクを考える必要があります。

 

第2位 ブラジル

豊胸手術の件数:226,000件以上

2014年はワールドカップ開催年で開催年はブラジル。

そのため、2013年はそれに間に合わせようと、たくさんの女性が病院へ殺到し、豊胸手術を受けました。

 

第3位のメキシコの件数の4倍くらいというものすごい件数です。

 

メキシコでは、「誕生日のお祝い」「卒業のお祝い」として、豊胸手術がプレゼントされることもあります。

 

第1位 アメリカ

豊胸手術の件数:313,700件

ただし、アメリカ人女性は高額な施術費用を抑えようと、メキシコなどの安い国へ行くため、アメリカ人女性が実際に受けている件数は上記の件数よりも多くなります。

 

生理食塩水を胸に注入して「24時間の豊胸体験」ができる最先端の施術「生理食塩水注入法豊胸」はアメリカ発症です。

 

アメリカは“豊胸手術のメッカ”とでも言うべき国ですね。

 

参考

やさしい豊胸手術の手引き「世界で豊胸手術が盛んな国とは?国別ランキングTop10」

 

まとめ

豊胸手術には、

  1. さまざまな健康被害
  2. 乳がん検診ができない
  3. 施術費用が高額

などのデメリットがあるため、否定的に捉えられることもあります。

 

ただ、カナダ人女性のケースのように、豊胸用シリコンが命を守ってくれることもあるというのは面白いですね。

 

何が起こってもおかしくない世の中です。

自分の命を守るために、胸にシリコンを入れるっていうのもアリかもしれませんね。

 

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tetsuya
北海道在住の35歳。 元ホテルマン。30歳で一念発起して、大学に入り直し、心理学を学ぶ。医療機関で実務経験を積んだのち、公認心理師を取得。月に10冊以上本を読んだり、論文を読み漁ったりして得た知識をブログでシェアします。