糖類依存症とは?糖質と糖類の違い、糖類依存症の影響を解説

 

  • 甘いものが止められない
  • 甘いものを食べないとイライラする

 

もしこれらに該当しているなら、あなたは「糖質依存症」かもしれません。

 

糖類依存症になると、甘いものや炭水化物を食べずにはいられなくなり、食べないとイライラしてしまうようになります。

 

甘いものが止められなくなっても、太るだけでしょ?別に大したことないんじゃない?

 

と思う方もいるかもしれませんが、それは間違いです。

 

身近な砂糖などの糖類は、タバコや麻薬などと同じメカニズムで脳に快感をもたらし、依存症へと誘います。

 

糖類依存症は肥満や動脈硬化などのさまざまな生活習慣病になるリスクを高め、細胞の老化の原因にもなります。

 

決してあなどってはいけない「糖類依存症」について解説していきます。

 

 

目次

1.「糖質」と「糖類」の違い

2.実はけっこう恐ろしい「糖類依存症」とは?

  1. 糖類依存症がカラダに及ぼす影響

3.依存症になるメカニズム

4.最後に

 

「糖質」と「糖類」の違い

まず、「糖質」と「糖類」の違いから説明していきます。

 

「糖質」とは、炭水化物から食物繊維を除いたもの、と定義されています。

 

糖質は体内で吸収されて、活動するためのエネルギー源となる栄養素で、代表的なものとしては、でんぷん、オリゴ糖などがあります。

 

一方、「糖類」とは、糖質のうち砂糖やブドウ糖などの単糖類・二糖類のことを指します。

 

糖類はカロリー源となるだけではなく、糖類の多くは食後の血糖値を急上昇させてしまいます。

 

最近、各国の医療機関や大学から次々と研究結果が発表されているのが、糖類の依存性や健康被害に関する報告です。

 

実はけっこう恐ろしい「糖類依存症」とは?

 

糖類依存症とは、甘いものを食べずにはいられない、いわゆる「甘いもの中毒」のことです。

砂糖などの糖類は「マイルドドラッグ」とも言われ、アルコールやタバコ、薬物並みに中毒性があります。

 

通常であれば、食後のデザートくらいで満足できますが、糖類依存症になると大量に食べないと欲求が収まらなかったり、常に甘いものを食べていないと落ち着かなかったりします。

 

糖類に限らず、アルコール・タバコなどもそうですが、常に摂取していると耐性ができ、同じ量では満足できなくなっていきます。

 

そして、糖類依存症になると、糖類の摂取を止めたときにさまざまな禁断症状が出ます。

 

アメリカのカリフォルニア大学デイビス校が糖類依存症と禁断症状について研究を行いました。

いつもコーラなどの加糖飲料を飲んでいる13~18歳を対象に3日間、加糖飲料を控えてもらいました。

すると、3日間の制限だけで、頭痛や加糖飲料が欲しくてほしくてたまらなくなるといった禁断症状が出始めたました。

 

一度、糖類依存症となると、止めたときに禁断症状が出てくるため、なかなか抜け出すのが難しいのです。

 

 

糖類依存症がカラダに及ぼす影響

糖類依存症になると、以下のような症状が出ます。

  • 集中力が続かない
  • 怒りっぽくなる
  • 頭痛がする
  • 落ち込みやすい
  • 朝起きるのがツライ

 

また、さまざまな生活習慣病に罹るリスクも高めます。

 

 

2018年、英国の医学誌『British Medical Journal』で、加糖飲料や菓子類などに含まれる「果糖」が、食品のカロリーを高めるだけでなく、2型糖尿病や心血管疾患の発症リスクも高めているという研究が発表された。

引用:『”麻薬”と同じ快感? 「糖類中毒」の恐ろしい実態』 Yahoo ニュース

 

果糖」とは、コーラなどの清涼飲料やお菓子などに使用されている甘味料のことです。

 

また、ノーベル生理学・医学賞を受賞したオットー・ワールブルグ博士によって、がん細胞がブドウ糖をエネルギー源にすることが解明されています。

 

依存症になるメカニズム

何かに依存してしまうことには、脳の「報酬系」とよばれる神経回路に深く関係しています。

報酬系は、人に快楽をもたらす神経回路です。

 

たとえば、がんばって勉強したテストで高得点をとり、親や友人からほめられると、報酬系の神経細胞(ニューロン)どうしで、「ドーパミン」と呼ばれる神経伝達物質のやりとりがおき、その結果、快楽を覚えます。

 

すると、勉強と快楽が結び付けられる「学習」がおき、ふたたび勉強しようと思うようになるのです。

 

タバコや麻薬などの依存症を引き起こすものは、報酬系が強制的に興奮させられ、快楽が得られます。

 

すると、上記の勉強と快楽が結び付けられたように、タバコや麻薬と快楽が結び付ける学習がおこり、再び「摂取したい!」と思うようになってしまうのです。

 

しかし、脳はだんだんその刺激に慣れてきます。

 

そのため、最初の量では快楽が得られなくなり、どんどん量が増えていき、取り返しのつかない事態に陥ってしまうのです。

 

麻薬などのハードドラッグは報酬系を強烈に刺激し、それを受け取る神経を破壊してしまいます。

 

ラットの実験では、糖類は神経を破壊するようなことはないものの、麻薬より報酬系を刺激するという報告があります。

 

依存症になるメカニズムはこちらの記事でも解説しています。

 

最後に

僕は健康に気を遣うようになってからは、コーラなどの清涼飲料を飲むのを辞めました。

 

たまに無性に飲みたくなることがありますが、水とコーヒー、ビール、ワインがあれば全然生きていけます。

 

みなさんも健康に気を遣っているのであれば、清涼飲料を飲まない生活を始めてみてはいかがでしょうか?

 

あわせて読みたい

 

参考

『”麻薬”と同じ快感? 「糖類中毒」の恐ろしい実態』 Yahoo ニュース

 

ブログ村のランキング参加してます!

下のバナーを押して、応援してくれるとすごい嬉しいです!

にほんブログ村 健康ブログ 健康的な生活へ
にほんブログ村

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT US
tetsuya
北海道在住の35歳。 元ホテルマン。30歳で一念発起して、大学に入り直し、心理学を学ぶ。医療機関で実務経験を積んだのち、公認心理師を取得。月に10冊以上本を読んだり、論文を読み漁ったりして得た知識をブログでシェアします。