試験で高得点を取りたい学生必見。超効率的な勉強法。

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超効率的な勉強法があるとしたら、知りたくないですか?

 

今日はあなたに高得点を取る勉強法をお教えします。

 

これは自慢になってしまいますが、僕が高校生の時、学年150人程の中で常に上位10位以内にいました。

でも、はじめから上位にいた訳ではなく、入学した時はかなり下の方でした。

正確な順位はわかりませんが、僕が中間テストとか期末テストで高得点を取ると、担任が「いや〜お前はすごい頑張ってるなぁ」みたいなことをそれとなく、言ってきたことから入学時はかなり下の方だったということが分かりました。笑

 

つまり、誰でもこの勉強法をやれば、テストで高得点が取れちゃう訳です。

 

前置きが長くなっちゃいましたが、早速その勉強法についてご説明します。

 

試験で高得点を取りたい学生必見。超効率的な勉強法。

試験で高得点を取りたい学生必見。超効率的な勉強法。

まず、授業はしっかり出てノートも写していることが前提になります。

この勉強法はいたってシンプルで、やることは2つだけです。

 

1、テストの2週間前に計画表を作る。

 

テストまでの2週間の勉強スケジュールを大まかに決めます。

 

「学校から帰ってきて、寝るまでに4時間あるから2時間は数学、2時間は英語やる」といった感じです。

僕は時間で区切りましたが、何ページやるとかでも大丈夫です。

そして、自分が苦手としている科目の時間は多めに取った方が良いです。

 

2、暗記系の科目のテストに出そうなところをノートにまとめて、それを毎晩寝る前に読み返す。

これがこの勉強法の核です。

 

授業中に先生が何回も説明したところとか、教科書の黒字付近の文章をノートにまとめて、それを毎晩寝る前に読み返します。

そして、読み返すときのポイントがキーワードを思い出しながら、読み返すということです。

これには絶大な効果があり、テストの時にはそのまとめノートが暗唱できるくらい覚えられます。

 

記憶には、「記銘(きめい)」「保持」「再生」という3つのフェーズから成り立っています。

  1. 記銘:情報を頭にインプットする段階。
  2. 保持:インプットした情報を覚えておく状態。
  3. 再生:保存してある情報を取り出して、アウトプットする段階。

人間は日々、膨大な量の情報が頭の中に流れてくるため、必要な情報以外はすぐに忘れ去られてしまいます。

では、必要な情報とは何でしょうか?

 

それは、「よく使う情報」です。

よく使う、つまり、よく再生される情報です。

 

したがって、脳の記憶の保管庫からよく取り出される(再生される)情報を、脳は必要な情報だと判断して、記憶しておくようになるのです。

 

【記憶のメカニズムに関する記事はこちら】

 

効率的な理由と注意点

効率的な理由と注意点
Image by Gerd Altmann from Pixabay

それでは、なぜこの勉強法が効果的なのかの理由を話します。

 

1、計画表を作ることでまんべんなく各科目を勉強できる。

「次何勉強しよう?」と考える無駄な時間を排除でき、時間を節約することができます。  

 

注意点としては、2週間びっしりスケジュールを埋めないで、1,2日予備日を設けることです。 

何事にもハプニングはつきものです。 風邪を引いて勉強が予定通り進まなかったり、急な用事が出来てしまったり。

 

計画表通りに進まないと「もうどうでも良いや」となってしまうので、あらかじめ、予備日を設けて、出来なかった分はそこでやりましょう。 

 

また、計画表を作るときに「やってやるぞ!」とやる気に満ち溢れて、ちょっとキツイスケジュールにしがちなので、ちょっと少な目にするのもコツです。

 

2、寝る前の30分は、記憶のゴールデンタイムと言われている

記憶というのは、寝ている間に大脳辺縁系の海馬というところで、必要な記憶・不要な記憶と整理されるからです。  そのため、寝る直前に勉強したことは頭に残りやすいんですね。

 

したがって、まとめノートを読んだあとは、スマホを見ずに、そのまますぐ寝てください。 スマホをいじったら、効果が半減します。

 

また、神経が興奮するので、寝つきも悪くなるので、ダブルで最悪です。

 

あと、読み返す時のコツとしては、時々、目を閉じて次の文書を思い出しながら、読み進めていってください。思い出そうとすると、その記憶にアクセスする神経ネットワークが強化され、思い出しやすくなります。

もし想像していたものと違っても、「くそ〜」っていう気持ちが記憶の強化に繋がります。

 

【あなたが興味ありそうな本】

 

その勉強法のメリット・デメリット

この勉強法のメリット

  1. 成績が良くなり、内申点が上がる。
  2. 自己管理能力が上がる。
  3. 自分で計画して勉強し、成績が上がると、自己効力感が上がる。

 

自己効力感とは、簡単に言うと、自分が何らかの問題や課題に直面した時に、それを解決出来る!」という自信、感覚のことです。

 

この勉強法のデメリット

  1. この勉強法は範囲が狭い中間テストや期末テストには絶大な効果がありますが、大学入試など、範囲がとてつもなく広い試験には向きません
  2. テストが終わり、まとめノートを読み返さなくなると、その内容はすぐに忘れてしまいます。

期末テストだけではなく、入試試験のような広い範囲のときもカバーしたいって方は分散学習がオススメです。

分散学習は先程紹介した短期間に集中して勉強する集中学習とは異なり、忘れそうな時を見計らって復習するという勉強法です。

 

エビングハウスの忘却曲線によると、人の記憶は20分後に42%、1時間後に56%、1日後には74%忘れてしまいます。

 

メンタリストDaigoさんが監修してるスマホアプリ「分散学習帳」もオススメです。

使い方はいたってシンプルで、質問と回答を入力して、定期的に質問に答えるだけです。

回答はわからない、難しい、普通、余裕と4段階あり、その回答に応じて、出題の頻度が異なります。 

 

忘れたタイミングを見計らって出してくれるので、便利です。

 

最後に

今日、ご紹介した勉強法はいたってシンプルですが、なかなか実行するのは難しいです。

 

僕が高校生のとき、友達からよく「どうやって勉強してるの?」と聞かれました。

そのとき、僕は包み隠さず、今ご紹介した勉強法を教えてきました。

 

でも、自分の学年順位は変わりませんでした。それは、教えた人がその勉強法を実行しなかったからです。

 

当時、僕は「誰でもやれば高得点が取れるのに、なんでやらないんだろう?」と不思議で仕方がありませんでした。

 

それほど、自分をコントロールして、継続するということは難しいんですね。

でも、自分の成績が上がらず悩んでいる方は是非試してみてください!

 

これから続く長い長い人生が変わるきっかけになるかもしれませんよ。

 

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tetsuya
北海道在住の35歳。 元ホテルマン。30歳で一念発起して、大学に入り直し、心理学を学ぶ。医療機関で実務経験を積んだのち、公認心理師を取得。月に10冊以上本を読んだり、論文を読み漁ったりして得た知識をブログでシェアします。