あなたは海外ドラマ「How I Met Your Mother」(HIMYM)を知ってますか?
邦題だと「ママと恋に落ちるまで」って言うちょっぴりダサいタイトルです。笑
僕は2020年1月のTOEICで920点を取りましたが、取るまでにやったことと言えば、
- ディクテーション
- TOEICの模試を繰り返しやる
- Podcast「バイリンガルニュース」を聴く
- 海外ドラマをみる
くらいです。
▼「ディクテーション」と「バイリンガルニュース」についてはこちらの記事をご覧ください▼
この記事では、僕が英語学習のために、よく観ていた海外ドラマをご紹介します。
海外ドラマは「ウォーキングデッド」「グリー」「ゲーム・オブ・スローンズ」などたくさん見ましたが、特に勉強になったし好きなのが「How I Met Your Mother」です。
- 英語学習に海外ドラマを取り入れようと思うんだけど、何を見るべきか迷う
- 楽しみながら英語学習したい
という方は、是非このまま読み進めていってください。
「How I Met Your Mother」のオススメエピソードに関してはこちらの記事をご覧ください
「How I Met Your Mother」とは?
「How I Met Your Mother(邦題:ママと恋に落ちるまで)」2005年9月19日~2014年3月31日まで放送されていたテレビコメディシリーズです。
シーズン9まであり、全208話です。
ストーリーは主人公のテッド・モズビーが2030年に彼の息子と娘にママとどうやって出会ったのかを話すというものです。
内容はほぼ回想シーンで、テッドと仲良し5人組の友情・恋愛・おふざけを描いた笑いあり、涙ありのコメディです。
アメリカやカナダの方では、ユニークでぶっ飛んだセンスが高評価を受け、根強いファンもたくさんいます。
しかし、日本ではちょっぴりダサいタイトルのせいか、「フレンズ」や「フルハウス」ほど知られていないのが現状です。
ただ、英語を勉強している人の間ではかなり人気です。
5人の主要な登場人物をご紹介!
How I Met Your Mother を面白くさせるのが、それぞれ個性の強い5人の主要な登場人物です。
- テッド・モズビー(Ted Mosby)
- マーシャル・エリクソン(Marshall Eriksen)
- リリー・アルドリン (Lily Aldrin)
- ロビン・シュバーツキー(Robin Scherbatsky)
- バーニー・スティンソン(Barney Stinson)
とてもユニークで魅力的な5人がどんな人物なのかをご紹介します。
テッド・モズビー(Ted Mosby)
彼こそがこの物語の主人公であるテッド・モズビーです。
テッドを演じるのは、アメリカ人俳優で映画監督でもあるジョシュ・ラドナー(Josh Radnor)。
テッドを簡潔にまとめると、
- 建築家
- 建築物などに関するウンチクを語りがち
- 言葉の発音や文法に細かく、間違うと訂正してくる
- 初めてのデートで「愛してる」と言いがち
- “運命の人(the one)”を待っている
- 好きな人のためなら、レストランに飾ってある青いフレンチホルンを何度も盗むくらいロマンチストで、労力をいとわない
- スターウォーズが大好きで数年に一度、マーシャルとバーニーと共に三部作を見る(※ただし、エピソード1~3は好きではない)
です。
【他の4人との出会い】
- マーシャルとリリーとは、大学時代からの仲。
- バーニーとは、行きつけのバー「マクラーレン」のトイレで会ったことをきっかけに仲良くなる。
- ロビンとは、「マクラーレン」で古い映画のような運命的な出会いを果たし、4人のギャングに加わる。
何人かの素敵な女性と出会い、デートをしますが、なかなか上手くいかないテッド。
果たして、テッドは最終的に誰と結婚するのでしょうか?
マーシャル・エリクソン(Marshall Eriksen)
テッドの大学時代からの親友でリリーと大学時代から付き合っているマーシャル・エリクソン。
演じるのはアメリカ人俳優で脚本家であるジェイソン・ジョーダン・シーゲル(Jason Jordan Segel)。
マーシャルを簡潔にまとめると、
- 弁護士
- 環境問題に関心が強い
- ミネソタで愛情たっぷりに育てられたが、2人の兄とはケンカばかりしていた
- 普段は穏やかな性格だが、実はケンカがめちゃくちゃ強い
- あらゆるゲームがやたら強い
- ネッシー、ビックフット、イエティといった未確認生物が大好き
- スターウォーズが大好きで数年に一度、テッドとバーニーと共に三部作を見る(※ただし、エピソード1~3は好きではない)
です。
リリー・アルドリン (Lily Aldrin)
テッドの大学時代からの友人でマーシャルと大学時代から付き合っているリリー・アルドリン。
演じるのは、アメリカ人女優アリソン・ハニガン(Alyson Lee Hannigan)です。
アリソンは1999年に青春コメディ映画として全米大ヒットを記録した「アメリカン・パイ」や2006年に公開された「最’愛’絶叫計画」に出演しています。
リリーを簡潔にまとめると、
- 幼稚園の先生
- 絵を描くことが好きで画家になりたいという気持ちがある
- 買い物依存の傾向がある
- 口が綿毛よりも軽く秘密をすぐバラしてしまう
- 5人の仲裁役になることが多い
- 咀嚼音がばかデカい
- テッドと付き合う女性がダメだと思ったら、密かに別れさせる“カップルブレイカー”として暗躍している
です。
ロビン・シュバーツキー(Robin Scherbatsky)
第一話でテッドと運命的な出会いを果たすロビン・シュバーツキー。
演じるのは、カナダ人女優コビー・スマルダーズ(Cobie Smulders)です。コビーは「アベンジャーズ」シリーズで、マリア・ヒル役として有名です。
ロビンを簡潔にまとめると、
- ニュースレポーター
- ローカルテレビのレポーターだが、しょうもないニュースばかりなことにウンザリしている
- 幼少期に男として育てられたため、男勝りな性格
- バーニーに負けず劣らずの自信過剰
- 結婚願望はなく、子供嫌い。特に赤ちゃんが恐ろしくてたまらない
- テッドと違い、「愛している」をなかなか言えない
- カナダにいた頃、「ロビン・スパークルズ」という芸名でポップスターとして活躍
- 5人からしょっちゅう、カナダネタでいじられている
です。
バーニー・スティンソン(Barney Stinson)
物語に欠かせないのが何と言っても、ニール・パトリック・ハリス演じるバーニー・スティンソン(Neil Patrick Harris)。
ニールは巨大な虫たちとの戦争を描いた「スターシップ・トゥルーパーズ」や「スマーフ1,2」、「ゴーン・ガール」などに出演しており、2021年公開予定の「マトリックス4」にも出演予定です。
How I Met Your Mother の中では、得意のマジックや歌声を披露しており、ドラマを面白くしてくれてます。
バーニーを簡潔にまとめると、
- 銀行に勤めているが、仕事内容は不明
- 女性と一夜限りの関係を結ぶためのあらゆる仕掛けが施された立派なマンションに住んでる
- 自称テッドの一番の親友でとんでもない女好き
- 毎晩のように女性を口説いてはワンナイトラブをくり返しているので、結婚は人生の墓場と考えている
- 恋愛に関して独自の哲学を持っていて、「The Play Book」に彼が考案したナンパ術を記載している
- どんな時でもスーツを着ている
- 口癖が「legendary」「suit up」「wait for it」「I’m awesome」「What up」
- 手品が得意で、女性を落とすのによく使っている
- レーザータグとスコッチと葉巻とストリップクラブが大好き
- スターウォーズが大好きで数年に一度、テッドとマーシャルと共に三部作を見る(※ただし、エピソード1~3は好きではない)
といった感じです。
バーニーが考案したゲーム「Have you met Ted ?(テッドに会ったことある?)」でロビンと運命的な出会いを果たすところから物語が始まっていきます。
あなたもきっと僕と同じように、バーニーのコミカルな表情や動きの虜となるでしょう。
「How I Met Your Mother」にはこんな有名人も出てくる!
よく海外ドラマに有名人がゲスト出演しますが、「How I Met Your Mother」にも、
- ケイティ・ペリー
- ブリトニー・スピアーズ
- ジェニファー・ロペス
といった、誰もが知る人たちが出演しています。
特に、ブリトニーの普段は見られないコメディエンヌぶりは見ものです。
是非、ドラマを見てどのエピソードに出ているか探してみてください。
英語学習に超オススメな理由
この記事を書くにあたって色々と検索していると、僕と同じように「How I Met Your Mother(HIMYM)」のおかげで英語が上達したという方がけっこういるようです。
実際、僕はカナダへワーキングホリデーに行ったときにトロントにある語学学校に通っていたのですが、そこでは教材として「HIMYM」が使われていました。
ちなみに僕はそのときに初めて「HIMYM」を知りました。
「HIMYM」が英語学習に超オススメな理由を4つ紹介します。
1話22分とちょうど良い長さ
海外ドラマで勉強する場合、字幕あり・なしで観たり、分からないフレーズがあると止めたして時間がかかりますよね?
その点、「HIMYM」は1エピソード22分と長さがそんなに長くないので、繰り返し観るのもそこまで苦ではありません。
聞き取りやすい
多くの海外ドラマは話すのがめちゃめちゃ速いし、登場人物がイギリスやオーストラリアの人だとアクセントが独特なので、聞き取ることは困難を極めると思います。
そして、聞き取れないとどんどん自信をなくしていってしまいます。
その点、「HIMYM」は登場人物の言葉がかなり聞き取りやすいです。
そこまでスピードも速くないので、初めは少し難しいかもしれませんが、だんだん慣れてきます。
普段使えるフレーズが盛りだくさん
主に主要キャラクター5人の会話で成り立っているので、使えるフレーズがたくさんあります。
- be suppose to 「~する予定だ」
- be exhausted 「めちゃ疲れた」
など普段から使えるフレーズから
- hook up with 「~とエッチする」
- get laid 「エッチする」
といったスラングまで。
ついつい真似したくなるようなフレーズ満載です。
何より面白い
結局これです。とにかく「HIMYM」はめちゃめちゃ面白い!
「HIMYM」はとにかく内容が面白いので、最初は言ってることが全て分からなくても笑えます。
そして、「よく分からないけど面白いからもっと内容を理解したい!」というモチベーションが生まれます。
僕は全エピソードを3回くらい見ましたが、やはり最初はあまり理解できませんでした。
でも、面白かった!だから、毎日観ちゃいました。
そして、次第に聞き取れるようになりました。
僕はカナダにいるときにNetflixで観ていたのですが、日本語字幕がなかったので、最初は英語字幕ありで、次に英語字幕なしで観ていました。
字幕があると、目で字幕を追うのに必死になるので、リスニング力はあまり鍛えられません。
なので、リスニング力を磨くには字幕なしで見ることをオススメします!
「How I Met Your Mother」を観るには
実はつい最近まで「How I Met Your Mother」を日本で観るには、DVDを購入するしかありませんでした。
しかし、2020年の6月頃、なんとNetflixで観られるようになりました!!!
Netflixって国によって見られるコンテンツが違うって知ってました?
カナダにいるときはNetflixに入ってたのに、日本に帰ってきたらもう見られなかったんで、すごいショックでした。
最近、ふとNetflixの番組一覧を見ていたら、How I Met Your Mother を見つけて我が目を疑いました。
そして、「やったー!」と独り言を言ってました。
下品な表現が多めですが、本当に楽しいのでオススメです。
1つ断言します!
観たら十中八九、ハマります!
【あわせて読みたい】
【BlogPickerオススメ記事】
▼このブログを応援する▼