トップ2.5%の金持ちに共通する価値観と性格。嫌儲バイアスをなくそう!

突然ですが、あなたは「お金を稼ぐこと」に対してどんな感情を抱きますか?

 

実は日本人の多くが「お金儲け」や「お金儲けをしている人」に対して、あまり快く思っていないことが分かっています。

そのことを嫌儲バイアスと言います。

 

「嫌儲」(けんちょ、けんもう)とは元々、匿名掲示板サイト「2ちゃんねる」で生まれた言葉で、営利目的の行動を嫌うことや嫌う人を指します。

この言葉を作った人によると、「嫌儲」とは

物語などでステレオタイプな悪者として描かれがちな金持ちに対する偏見と、悪者を懲らしめたいという欲求が、正義感という形をとって現れた感覚である

引用:ウィキペディア「嫌儲」

あなたのお金がなかなか貯まらない理由はもしかしたら、この嫌儲バイアスが働いているからかもしれません。

まずはお金やお金儲け、お金持ちに対する考え方を改めましょう!

 

この記事ではトップ2.5%のお金持ちに共通するお金に対する価値観や性格をご紹介します。

 

 

 

 

アメリカのトップ2.5%のお金持ちに共通するお金に対する価値観

金融心理学者のブラッド・クロンツ博士(Brad Klontz)によると、お金に対する価値観は4種類あります。

お金に対する価値観を金融心理学では、「マネースクリプト」と言います。

 

ブラッド・クロンツ博士はアメリカのトップ2.5%のお金持ち351人に心理テストやアンケートを行い、彼らは一体どのようなマネースクリプトを持っているのかを調べました。

 

金銭忌避(きんせんきひ)

このタイプの人は

 

  • お金は汚い!
  • お金持ちは絶対悪いことをやって稼いでいるんだ!

 

と考える傾向があり、お金を稼ぐことは良くないと考えます。

冒頭でご説明した嫌儲バイアスがある方はこのタイプが多いです。

 

金銭ステータス

「お金こそが地位の象徴だ!」「お金持ちは超すごくて、貧乏人は怠け者だ!」と考えるタイプです。

 

マインドパレッサー
何か、嫌なやつですね。笑

 

金銭ステータスがトップ2.5%のお金持ちに共通するマネースクリプトだと思うかもしれませんが違います。

金銭ステータスは中途半端なお金持ちが陥りがちなタイプです。

 

金銭警戒

このタイプの人はお金を使うことを避けます。

また、「お金は使うものではなく、万が一のときに備えて貯めるべきものだ!」と考える傾向があります。

お金が減ることを極端に恐れるので、投資やギャンブルには手を出しません。

貯金が好きな節約家はこのタイプが多いです。

 

金銭崇拝

お金を自由と結び付けるマネースクリプトです。

このタイプの人は

 

  • お金は自由の象徴だ!
  • お金があれば幸せになれる!

 

と考える傾向があります。

お察しのとおり、このマネースクリプトがトップ2.5%のお金持ちに共通するマネースクリプトです。

 

この金銭崇拝の考えがある人ほど、お金を稼げるということが分かっています。

どのマネースクリプトが良い・悪いっていうものではありませんが、「あなたがお金をガンガン稼ぎたい!」と願っているなら、「お金は自由の象徴だ!」と考えるようにしましょう。

 

トップ2.5%のお金持ちの性格

ブラッド・クロンツ博士の同じ調査で、トップ2.5%のお金持ちは何か問題が起こった場合に責任は自分にあると考えるのか、それとも自分以外の人や仕組みにあると考えるのかを調べました。

これは「統制の所在」という考え方です。

 

例えばあなたが、

 

  • お金がなくて困っている
  • 彼女が出来なくて悩んでいる
  • 夫婦関係が上手くいかない

 

などの問題を抱えているとした場合、あなたはその原因をどのように考えますか?

 

 

  • 自分の努力がたりない、自分が勉強不足だからお金を稼げない
  • 自分に魅力がたりない、もっと運動したり、トーク術を磨かないと!
  • 自分がパートナーに冷たいから夫婦関係が上手くいかないのかな

 

と責任は自分にあると考えるのか、それとも

 

  • 国の政策が悪いから自分は苦しんでいるんだ
  • 自分に直すところはない、女の子は見る目がない
  • パートナーが自分のことを全然わかってくれない

 

と責任は自分以外にあると考えるのか。

 

アメリカのトップ2.5%のお金持ちは責任は自分にあると考えることが分かりました。

 

最後に

自分以外の人や仕組みを変えるのはめちゃめちゃ大変ですよね?

 

イギリスでこんなことわざがあります。

 

 

You can take a horse to the water , but you can’t make him drink

馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることができない。

 

 

つまり、あなたは馬を水辺に連れて行き、水を飲む機会を与えることはできますが、水を飲むかどうかは馬自身が決めることなので、あなたが馬の意思を操って水を飲ませることができませんよってことですね。

他人の意思はコントロールできない、ということです。

 

なので、いつ訪れるかも分からない他人や仕組みの変化を願うよりも、問題の責任は自分にあると考えて自分がダメだと思うところを改善していった方がどんどん成長していけます。

ただし、何もかも責任は自分にあると考えると、自己否定に陥り、パフォーマンスが低下するので止めてください。

あくまでも、自分の改善できる部分にフォーカスして、改善出来ない部分は受け入れましょう。

 

そして、あなたがお金持ちになりたいと願うなら、

 

  • お金は汚い!
  • お金儲けはいやだ!

 

という嫌儲バイアスをなくし、金銭崇拝のマネースクリプトを取り入れましょう!

 

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参考

 

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