「自然消滅」
何とも悲しい響きですね。
「自然消滅」とは、友人・恋人関係にある二人が別れを告げることなく、次第に連絡を取らなくなり、その関係が終わることですが、自然消滅させ気味な人には共通点があります。
友人・恋人関係を自然消滅させてしまう人の心理的な共通点
アメリカのダートマス大学が554人を対象に行った調査によると、
運命を信じている人はそうでない人に比べて、恋人関係を自然消滅させても良いと考える傾向にあり、実際にやったことがあると答える割合が31.8%多くなっていた。
また、同じ調査を別の747人に行い、友人関係についても調査したところ、運命を信じている人は恋人関係だけでなく、友人関係も自然消滅させて傾向がありました。
研究で「恋人と初期段階で上手くいかない場合、その関係は確実に失敗に終わる」という考えの度合いと、「理想の関係は時間とともに構築されるもので、障害によってむしろ愛が深まる」という考えの度合いを被験者ごとに調査しました。
後者の考えが強いほど、自然消滅への嫌悪感が強い傾向にありました。
バイリンガルニュース episode355 topic2「ゴースティング」より
つまり、運命を信じている人は初期段階で
と感じると、直接「関係を終わらせたい!」と告げると面倒くさいことになるかもしれないので、自然消滅させてしまう傾向にあるようです。
逆に、運命を信じている人が
って思ってるけど、パートナーは「何か違うなぁ」って思っているときも困りますよね。簡単には別れてくれなさそうだし、下手したらストーカーになっちゃいそうだし。
ちなみに英語で自然消滅させることを、「Ghosting(ゴースティング)」自然消滅したと見せかけて、何事もなかったように連絡することをZombieing(ゾンビイング)→死んで蘇る、またはSubmarining(サブマリーニング)→潜水して再び浮上してくる、と言います。
面白いですよね。
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ポッドキャスト「バイリンガルニュース」 episode355 topic2「ゴースティング」
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