自分の想像力を使って作品を生み出していく人たちって何かカッコいいですよね。
誰でも一度は憧れたことがあると思います。
しかし、2017年のオックスフォード大学が行った実験によって、そういったクリエイティブな仕事につけるかどうかは70%遺伝子で決まるということが明らかになりました。
しかし、諦めるのはまだ早い!
というのも、想像力は鍛えることができるのです!
この記事では、2017年のオックスフォード大学が双子を対象に行った研究をご紹介し、最後に想像力を鍛えるために読んだ方が良い本をご紹介します。
アーティストになれるかは遺伝子で決まる!?創造性は生まれつきなのか?
2017年にオックスフォード大学で1800組の一卵性双生児と1600組の二卵性双生児がついている職業を調査しました。
科学の世界では、遺伝と環境どちらの影響が強いのかということが議論されており、それを調べる為に双子を対象に以前から調査が行われてきました。
一卵性双生児は遺伝子と育った環境が同じ、二卵性双生児は遺伝子は違うが育った環境は同じです。
つまり、一卵性双生児の2人が同じような職業に就いていたら、遺伝の影響が強いということを意味します。
逆に環境の影響が強ければ、一卵性双生児と二卵性双生児とで差はないという結果になるはずです。
気になる調査結果は、一卵性双生児では片方がクリエイティブな仕事に就いていると、もう片方もクリエイティブな仕事に就いている確率が非常に高いということが明らかになりました。
その相関係数は驚きの0.68でした。(※相関係数は1に近づくほど、相関関係があるということを意味します。)
ちなみに二卵性双生児は相関係数が0.4でした。
オックスフォード大学の研究チームはそこで終わらず、その後もクリエイティブな仕事と遺伝子の関係を調べました。
クリエイティブな仕事に就けるかは70%も遺伝子によって左右されるという結果になりました。
想像力を鍛えるためのオススメ本をご紹介
クリエイティブな仕事を希望している人にとっては衝撃的な研究結果となりましたが、そこまで悲観する必要はありません。
なぜなら、想像力は鍛えることが出来るからです!
想像力を鍛えるのにオススメの本が、加藤昌治氏の「考具」です。
アイディアは創り出すのではなく、探したり、見つけたりするもの。
アイディアはゼロから生み出したものではなく、既にあるものの新しい組み合わせでしかないとう考えのもと、考えるための道具が書かれている本です。
読みやすいので普段、読書をそんなにしない方でもサラッと読めると思います。
最後に
この記事では遺伝子と職業の関係を紹介しました。
と興味が湧いてきた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
現在は誰でも簡単に受けられる「遺伝子検査」というのがあって、気軽に自分はどんなことが得意・不得意なのか、どんな病気になりやすいのかなど様々なことが分かります。
僕は実際に遺伝子検査を受けてみました。
自分の記憶力・アレルギー・なりやすい病気など、本当に様々なことが分かって面白いです。
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