- 新型コロナウイルスに罹るリスクを少しでも下げたい人
- 自分の体形に自信が持てない人
自分の現在の体型に不満を抱いている人は多い。
自分の体形に不満を持っている人の中でも、
と極端に考えている人は新型コロナウイルスに限らず、病気全般にかかる発症リスクがそうでない人よりも高いということが分かっています。
自分が持っている自分のカラダに対するイメージを「セルフボディイメージ」と言います。
このセルフボディイメージが良好な人は、自分の体形に自信がない人よりも病気全般に罹りづらいです。
- 少し太っているけど、自分の体形を受入れている人
- 太り過ぎず痩せすぎていない健康的な体形なのに、「もっと痩せないと!」と考えている人
を比べると、①の「少し太っているけど、自分の体形を受入れている人」の方が病気にかかるリスクは低いことが分かっています。
この記事では、セルフボディイメージを良好にするにはどうすればいいのか、を解説していきます。
自分の体形を受け入れられない人はコロナ発症リスクが高い!?
コロンビア大学が15万人を対象に行った大規模な健康調査を分析したところ、
もっともっと体重を減らしたい!
自分はもっとスリムにならないと!
と自分の体形に満足できない人ほど、
- 病気全般に罹りやすくなる
- 自分の主観的な気分が悪化する
ということが分かりました。
女性の方がセルフボディイメージから来る悪影響が大きいことが分かっています。
自分の体形に自信を持てない人が病気に罹りやすい理由
自分の体形に自信を持てない人がなぜ病気にかかりやすいのかは、研究者の間でも意見が分かれてますが、
- 幸福感が低い
- メンタルが悪化しやすい
- 自分を責めてしまいがち
などの理由からストレスを感じてしまい、病気に罹りやすくなるのではないかと考えられています。
セルフボディイメージが向上することのメリット
と自分の体形を受入れられると、自分に自信が持てるようになります。
他にも、「他人の目が気にならなくなる」というメリットもあります。
他人の目が気にならなくなる
などと、他人にどう見られているかを気にしている方は多いはず。
セルフボディイメージが向上すると、他人の目が気にならなくなります。
他人からどう思われているのかが気にならなくなれば、だいぶ生きるのが楽になると思いませんか?
では、気になるボディイメージを良好にする方法を解説していきます。
セルフボディイメージを良好にする方法とは?
この記事で述べてきたように、セルフボディイメージが良好だと、
- 病気に罹りづらくなる
- メンタルが安定する
- 他人の目が気にならなくなる
といった、たくさんのメリットがあります。
それでは、セルフボディイメージを良好にする方法を2つご紹介します。
「自分に優しく!」セルフコンパッションのすすめ
「セルフコンパッション(self compassion)」とは、「自分に対する思いやり、慈悲」という意味です。
つまり、自分のあるがままを受け入れて、自分にやさしくなるということです。
あなたは恐らく小さい頃から、「他人には思いやりを持ちなさい」と教わってきたと思います。
では、あなたは自分自身に対して思いやりを持っていますか?
そう。
日本人の多くが、他人には思いやりを持って接することができても、自分には厳しい傾向があるのです。
セルフコンパッションを持てば、ストレスがグンッと減ります。
セルフコンパッションを見に付ける具体的な方法についてはこちらの記事をご覧ください
考え方を変える「リフレーミング」
自分の考え方の枠組みを心理学では「フレーム」と言います。
そして、その枠組みを変化させる、言い換えると、ある物事に対する考え方を変えることを「リフレーミング」と言います。
たとえば、
- 計画性がない → 柔軟性が高い
- 優柔不断 → 慎重
- 飽きっぽい → 好奇心旺盛
- わがまま → 自分の意思を持っている
- うるさい → 明るい/にぎやか
とどんなことでも良い面があります。
自分の体形に関するコンプレックスだって、考え方によってポジティブに捉えることができます。
たとえば、
- 胸が小さい → 肩こりが少ない/スポーツするとき邪魔にならない
- 身長が低い → 実年齢よりも若く見られやすい/乗り物などの狭いスペースでも快適に過ごせる
- 太り気味 → 信頼感がある
あなたのコンプレックスは何ですか?
そのコンプレックスをポジティブに捉えなおしてみましょう!
まとめ
毎日、インスタでモデルみたいな体形の人を見ていると、自分の体形では全然ダメな気がしてついつい自信をなくしてしまいます。
現代人はセルフボディイメージが悪化しやすい傾向あるのです。
セルフボディイメージが悪化すると病気に罹りやすくなるため、新型コロナウイルスにも罹りやすくなってしまいます。
コロナウイルスに罹患するリスクを少しでも下げるために、セルフボディイメージを良好にしましょう!
最後に、「セルフボディイメージ」「セルフコンパッション」「リフレーミング」と横文字が多くてすみません。笑
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参考
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