2060年に世界の人口は98億人に達する見込みです。
人口が増えると「食料の確保」が問題となってきます。
日本は食べ物を60%ほど海外からの輸入に頼っているので、僕たちにとっても大きな問題となります。
そんな中、世界の飢餓の撲滅を目標とする「国連食糧農業機関」が注目しているのが「昆虫食」です。
日本では一部の地域を除いて、あまり馴染みのない昆虫食ですが、無印良品が昆虫食(コオロギせんべい)を販売し始めました!
【ネットストア先行販売予告】コオロギせんべい
5月20日(水)より、「コオロギせんべい」を無印良品のネットストアにて先行販売を実施します。
※今後、日本国内の限定店舗での販売も予定しています。詳細は、決定次第お知らせします。https://t.co/pf7McxHsA0— 無印良品 (@muji_net) May 13, 2020
この記事では、無印良品「コオロギせんべい」の味や口コミ、コオロギが食料に適している理由などを解説していきます。
【昆虫食】無印良品のコオロギせんべいってどうなの?味や口コミを紹介
シンプルでハイセンスで機能性も兼ね備えた商品が豊富な無印良品の中では、異色な商品「コオロギせんべい」。
一体、どんな商品なのか、そしてコオロギはどんな味がするのでしょうか?
コオロギせんべいってどんな商品?
無印良品のコオロギせんべいは、徳島大学発のベンチャーとの取り組みによって生まれました。
無印良品はかねてから、世界の急激な人口増による食糧難と環境問題に真剣に取り組んでおり、「コオロギせんべい」はそれらの問題を考えるきっかけになればという思いから誕生しました。
昆虫食先進国のフィンランドを訪問するなどして、昆虫食に関する情報を集めていく中で、コオロギ研究の第一人者である徳島大学大学院 兼 徳島大学発ベンチャーCEO 渡邉崇人 博士と出会い、協力してコオロギを食材とする取り組みに着手しました。
渡邉博士が持つコオロギに関する豊富な知見と無印良品の原料特性を生かした商品開発・安心安全な商品製造などを融合し、環境問題への提案と美味しい昆虫食を目指した結果生まれたのが「コオロギせんべい」です。
コオロギせんべいはどんな味?
コオロギせんべいは徳島大学の研究をベースに量産された食用コオロギを使用しています。
美味しく食べられるようにコオロギをパウダー状にしてせんべいに練り込み、コオロギの味を活かすため余計な原料は使用していません。
味はエビのような香ばしい風味が特徴で「えっ?これがコオロギ!?」という感じです。
実際に食べた人の口コミ
2020年5月20日に無印良品のネットストアにて先行販売された「コオロギせんべい」。
発売前から様々なニュースで取り上げられるほど話題になっており、早速購入した人が口コミを投稿していました。
無印良品の「コオロギせんべい」入手してみた。評判通り、味はえびせんそのもの。 pic.twitter.com/8ZLYUK9RBI
— おしろい与力 (@oshiroiyoriki) June 27, 2020
https://twitter.com/02_z3/status/1268427734314696704?s=20
一通りTwitterに投稿されていた口コミを見ましたが、悪い口コミはありませんでした。
コオロギが入っていると知らなければ、普通にエビせんべいだと思って食べてしまいます。
実はコオロギの外殻はエビやカニの甲殻と同じキチン質という成分で出来ています。
そのため、甲殻類アレルギーをお持ちの方は念のため、控えた方が良いです。
コオロギが食料に適している理由
今まで日本では多くの方が、コオロギ=食材 としては認識してしていませんでしたが、実はコオロギは食材としてとても優秀なのです。
その理由を5つご紹介します。
豊富な栄養を含んでいる
人口増加によって食糧難に陥ったときに入手が困難になると言われているのが、魚や肉に含まれる「動物性たんぱく質」です。
その動物性たんぱく質をはじめ、主要な栄養素をたくさん含んでいるため、栄養素を効率よく摂取することができます。
省スペースで飼育ができる
コオロギは家畜と比べて、圧倒的に省スペースで飼育ができます。
そのため、土地があまりない地域でも、養殖が可能です。
成長が早い
成長のスピードはエサの種類や温度などの環境によって多少異なりますが、約35日で成虫になります。
家畜と比べたら当然ですが、他の昆虫と比べても成長が早いので、効率よく生産することができます。
雑食なので、エサに残飯を利用できる
コオロギは主に雑穀類を食べますが、基本的には雑食性なのでエサの選択肢が広く、残った野菜・果物など、食糧廃棄の問題にも貢献してくれる可能性があります。
温室効果ガスの排出量が少ない
コオロギを育てる過程で出る温室効果ガスの量は家畜と比較して圧倒的に少ないです。
また、育てるのに必要な水・エサも少ないので、環境負荷を減らすことができます。
昆虫食に興味が出てきた人は「昆虫食通販」がオススメ!
口コミの中にもありましたが、見た目さえ克服できれば、昆虫は美味しい食材なのです。
せんべいじゃなくて、もっとガッツリ「虫」って感じにチャレンジしてみたいという方には「昆虫食通販」がオススメです。
bugoom(バグーム)
「昆虫食が未来を救う」をコンセプトに、世界中の人が食べられる虫を集めて販売する昆虫食通販です。
bugoom(バグーム)は取り扱っている昆虫の種類が非常に豊富です。
- コオロギ
- バッタ
- タランチュラ
- サソリ
- ゲンゴロウ
- タガメ
- イモ虫
などなど。お酒のおつまみに最適です!
気になる方はbugoom公式サイトを覗いてみてください。
バグズファーム
という方には昆虫食通販「バグズファーム」がオススメです。
このような虫を使ったお菓子を取り揃えており、スナック感覚で楽しむことができます。
昆虫スナックを食べたい方はバグズファーム公式サイトを覗いてみてください。
最後に
僕は最近この「野食ハンターの七転八倒日記」を読んで、自然にある野草、キノコ、昆虫に興味が出ていたところだったので、無印良品のコオロギせんべいはとてもタイムリーな話題でした。
今まであまり見向きもされていなかった昆虫食ですが、「えっ!?意外と美味しい!」ということが広がれば、昆虫食もブームになると思います。
昆虫食ブームの火付け役になってみませんか?
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【参考】
MUJI 無印良品公式サイト「コオロギが地球を救う?」
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1.【昆虫食】無印良品のコオロギせんべいってどうなの?味や口コミを紹介
2.コオロギが食料に適している理由
3.昆虫食に興味が出てきた人は「昆虫食通販」がオススメ!
4.最後に