賛否両論あるタトゥーですが、少し前から目にいれるタトゥーがトレンドになっています。
と考える方が大半だと思います。
実際、めちゃめちゃ危ないです!
これからご紹介するオーストラリア人女性も、タトゥーアーティストが針を眼球の深い所まで刺し過ぎたせいで、3週間もの間、失明状態になってしまいました。
彼女は自らを「ブルーアイズホワイトドラゴン」と呼び、インスタなどにその変身していく姿を投稿していました。
「ブルーアイズホワイトドラゴン(青眼の白竜)」と言えば、空前絶後の大ヒットをしたカードゲーム「遊☆戯☆王」に登場する攻撃力3000守備力2500のドラゴン族モンスターですね。
生贄2体で攻撃力3000は当初は最強モンスターでした。
主人公の武藤遊戯が愛用する「ブラックマジシャン」は生贄2体で攻撃力2500ですから、魔法・罠カードを駆使しないと到底かないません。
さて、話を本題に戻します。
この記事では、3週間失明に陥った女性の壮絶体験をお話し、目にいれるタトゥーの安全性についても触れたいと思います。
目にタトゥーはやめた方が良い!眼球にタトゥー入れた女性の壮絶体験
この写真の女性はオーストラリアのニューサウスウェールズ州在住のアンバー・ルークさんです。
アンバーさんは15歳の頃に重度のうつ病と診断され、16歳の時に初めてタトゥーを身体に入れました。
アンバーさんはその時のことを雑誌のインタビューでこのように語っています。
施術後に負のエネルギーが解放されるのを感じたの。それからよ。タトゥーの魅力に取りつかれてしまったのは...
その後、8年間で全身に200以上ものタトゥーを入れ、それ以外にも豊胸手術、唇と頬のフィラー注入、舌先を2つに割くスプリットタン手術などなど、身体改造をくり返してきました。
これまでに掛かった費用は約2万ポンド(280万円)にものぼります。
アンバーさんは自らを ❝ Blue Eyes White Dragon ❞と呼んでいます。
しかし、この綺麗な目を手に入れる代償は大きかったようです。
彼女は全身200か所以上もタトゥーを入れてきましたが、目のタトゥーが最も危険で辛い体験だったと語っています。
彼女はその時の痛みをこのように例えています。
インクが眼球に注入された時の痛みを言葉で言い表すのは難しいけど、まるで10片のガラスの破片を目に入れられて、上からこすられているような激痛だった。
ガラスの破片を目に入れられて、上からこすられるような激痛!?
しかも、そのときのタトゥーアーティストが眼球の深くまで刺し過ぎてしまい、アンバーさんは3週間失明状態に陥ってます。
彼女に視力が戻って何よりです。
彼女はインタビューの最後でこのように語っています。
以前は自分が美しいとも思えなかったし、何を求めているのかもわからなかった。でもタトゥーをした今の自分が大好きだし、なんといっても自信が持てるようになったわ。
今の目標は25歳の誕生日までに身体の全ての部分をタトゥーで埋め尽くすこと。ただ目のタトゥーや舌の手術など、危険な身体改造をこれ以上続けることは考えてないわ。
今後やってみたいのは、ブラジリアン・バット・リフト(ブラジル式ヒップアップ)かしらね。
人とは違う私をジロジロ見る人もいるし、嫌な言葉をかけられることもあるわ。タトゥーはずいぶん受け入れられてきてるけど、身体改造はまだまだね。
それでも私は、自分の身体に手を加えてきたことを後悔はしていないの。人それぞれ美への考え方は違うでしょ。
私は誰も傷つけていないし、自分がしたいことをしているだけ。朝起きた時に「幸せ」って感じられることが一番よ。
引用:livedoor NEWS 『眼球にタトゥーを入れた豪女性の壮絶な施術体験「ガラス片を目に...」』
目にいれるタトゥーの安全性ってどうなの?
目のタトゥーはめちゃめちゃ危険です!
アンバーさん以外にも眼球にタトゥーを入れて危険な状態に陥った人は何人もいます。
この女性はモデルのキャット・ガリンガー(Catt Galliger)さんです。
キャットさんの元恋人が彼女の眼球に紫色のインクを注射したところ、白目の部分が腫れあがり、視力も著しく低下したそうです。
元恋人はキャットさんに「インクが溢れたり、目が腫れるのは普通だよ」と説明し、キャットさんも問題ないと考えていました。
その後、急に元恋人に別れを告げられたキャットさんは眼の専門医を訪ねたところ、「目の腫れや視力低下は普通じゃない!」と言われ、事態の深刻さに気付いたそうです。
眼球タトゥーは目の強膜(白目)にインクを注入し、それが粘膜で広がることでアンバーさんのような目になります。
タトゥーは通常、何十回も針を刺し、インクを注入します。これは眼球タトゥーの場合も同様です。
つまり、何十回も目に針を刺す恐怖・ガラスを押し付けられたような激痛に耐えなければならないのです。
しかも、眼球タトゥーは皮膚のタトゥーとは違い、数年で色褪せてしまいます。そのため、維持するためには数年後再び、同じ苦痛を味わわなければならないのです。
少し針が眼球の深くまで刺されば失明の危険さえ伴う、危険な手術なのです。
最後に
個人的には、タトゥーは別に良いと思っています。
というか、僕もそのうち、タトゥーを入れてみたいとも考えています。
ただ、まだ実際にタトゥーを入れるまでにいけていないのは、
- 人の目が気になる
- 温泉やプールに行きづらくなる
という理由からです。
なぜ日本の温泉などでタトゥー・入れ墨をいれた人が入れないかというと、昔は
だったので、温泉側が「温泉に入りに来てくれた人が恐い人たちが出入りしてると思ったら、ゆっくり温泉で寛げないんじゃないか?」と考えたからです。
つまり、温泉側が利用客に寛いでもらうための配慮です。
しかし、現在はファッション・自己表現としてタトゥーを入れる人もたくさんいますし、他の国では宗教・民族的な理由からタトゥーを入れている人もいます。
個人的には、その人たちが温泉に入りたくても入れないのはどうかと思います。
2015年に観光庁が行った入浴施設を対象とした調査で、44%の入浴施設は「タトゥー・入れ墨を入れた人でも入浴できる」と回答したそうでなので、徐々にタトゥー・入れ墨を入れていても入れる温泉が増えてきているようですね。
オリンピックを控えてることですし、もっと増えていって欲しいですね。
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