男性の目をくぎ付けにする、雑誌の表紙を飾る「グラビアアイドルのセクシーポーズ」
男性の皆さんはコンビニへ行くと、とりあえず本のコーナーを通り過ぎながら、横目で表紙のグラビアアイドルを見て
「ほぅ、セクシーだな。」
なんて考えながら、発泡酒とポテトチップスを手に取るのではないでしょうか?
僕だけですかね?(笑)
さて、話を本題に戻します。
ブリュッセル自由大学の研究で、人間が「セクシーポーズ」をしている写真をみている時の脳の反応を調べました。
この記事ではその研究の概要をご説明します。
「セクシーポーズ」を見てる時、脳では何が起こっているの?
Personality and Social Psychology Bulletin に掲載されたブリュッセル自由大学の研究で、人間が他人を「性の対象物」として見ているとき、脳の中で実際に人ではなく、物として見ているのかどうかを探るために実験を行いました。
実験では被験者に、肌の露出の度合いが様々で色々なポーズをとっている男女の写真を見せ、脳波をモニターしました。
すると、特に女性の写真において、肌の露出が多く、セクシーなポーズをしている写真ほど性的な興奮を引き起こしていました。
ただし、脳が物体を見た時と同様の反応をしていたのは、露出度に関係なく、セクシーなポーズをしているものだけでした。
つまり、裸の写真であっても、ポーズがセクシーでなければ、脳は物として処理しないということです。
引用:Podcast バイリンガルニュース ep347,Topic3「セクシーポーズ」
この実験から分かったことは、人間の脳は「セクシーポーズ」をしている人・写真を見ると、その人を自分と同じ ❝ 意思を持っている人間 ❞ であることを忘れて、ただの物を見ているときと同じ反応をする、ということです。
この実験を行ったチームの人はこの実験結果を
- セクシーポーズをすることで性器が強調されて見やすくなるから
- セクシーポーズをしていることで「私はあなたとセックスすることに興味がありますよ」という意思表示になるから
のどちらか、あるいは両方ではないかと考えています。
男性が女性よりも、この傾向が強かったのは男性の生物学的な恋愛観が関係しています。
僕たち生物の目的は子孫を残すことです。
女性は妊娠してから約9か月もの間、動きずらくなるし、食べるものには気を遣わなければいけないし、産むときなんて命を落とすリスクだってあります。
一方、男性は女性に比べて生殖期間が長く、リスクも少ないです。
そのため、男性としてはより多くの女性とセックスをする方が子孫を残す上では効率的なんです。
男性の脳が「セクシーポーズ」を見て、物を見たときと同じ反応をするのは、
と人間の一番奥深くにある ❝ 生物としての本能 ❞ が働くからなんです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください
参考文献
Podcast バイリンガルニュース
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